カテゴリー:ものづくり
皆さん。こんにちは。実に1年以上ぶりの更新です。
久しぶりに電子工作チックなネタでも書きますか。
昨年から Logicool の 12ボタン ワイヤレスレーザーマウス MX610 を愛用してます。
PC に TVキャプチャカードを刺して、寝ながらテレビを見てる自分にとっては、
音量調整やチャンネルの変更がワイヤレスで出来るのこのマウスを非常に気に入ってます。
だが、こいつ、意外と曲者で、いろいろと問題があるようです。
自分のとこでは、チャタリング(機械屋さんは バウンス っていうんでしょうか)が
頻発するようになりました。左ボタンのシングルクリックしたつもりが、
ダブルクリックになってしまうんです。
これ、結構イラっときます。
ネットでもかなりの人が苦労している模様。修理に出せば、新品と交換してくれるらしいが
再発率も高そう。というわけで、今回は自力修理に挑戦。参考にしたサイトは下記。
「北東角地! 遂にMX−610のチャタリングに終止符を打てた!」
ここののサイトでは、MX-610 のマイクロスイッチを交換したり、
機械的にボディにボンドを塗って修理したりといろいろ工夫されています。
が、回路屋さんの自分としては、回路の修正でどうにかしたい。
というわけで、とりあえず分解。
分解については、上記サイトに詳しく載っており、裏面のシールを4箇所外して、
ネジを取れば簡単に取れました。
とりあえず回路を拝見。
さすがに電波式だけあっていろいろ詰め込まれてます。
D-FF IC。RF関係の回路。アンテナパターンも見えます。
コントローラは ATMEL の AVRマイコン MEGA168 です。
んで、修理ですが、チャタリングをハードウェアで除去するために
スイッチの入力部にローパスフィルターとしてコンデンサを半田付けして
みました。機械式のスイッチなら、ハード的にも、ソフト的にもた
チャタリング対策するのが普通なんでしょうが、このマウス、
どうもそこの設計が甘いようで。
コンデンサ容量は適当に 0.1uF で。まじめに時定数計算して、パターンカット
して抵抗とコンデンサをくっつけても良かったんですが、面倒なので。
んで、修理結果ですが、
劇的に変わりました
今のところ、チャタリングはなさげです。
これで快適 MX-610 生活復活で。
修理費用:5円くらい?バラで買っても20円?
修理時間:いろいろ観察しながら1時間。
分解すれば、メーカー保障は一切効かなくなります。
当方責任を持ちませんのであしからず。
この3連休で実家帰って、部品やら工作道具やら一式全部こっちに発送した。
参考書の本も含めて段ボール2箱、50kgくらいになった。重すぎる。
オシロスコープも発送したかったが、さすがに今回はあきらめた。
だいぶ制作意欲高まってます。
さしあたってやりたいことは、
●Interface 2006年6月号付属の SH-2 を動かす
●トランジスタ技術 2006年5月号を注文して MAXII(CPLD) を動かす。
●Design Wave Magazine 2006年3月号付属の ARM7 を動かす。
●トランジスタ技術 2005年4月号付属の R8C をしっかり動かす。
●Design Wave Magazine 2005年1月号付属の Sparatan-3(FPGA) を動かす。
●トランジスタ技術 2004年4月号付属の H8 を動かす。
んー、全部雑誌の付録だ。
しかもこんなにあったとは…。
今まで大学で使っていた基板加工機が使えなくなったので、
自作基板作り(感光基板)にも挑戦します。
SH-2 基板付きということで購入。
だが現在工作を出来る状態にないので保留。
6月に実家に戻り、7月には寮に工作道具を持ってこれる予定。
さて、初任給で基板加工機でも買うかな。
チップワンストップ ってところが、大学生協と提携して半導体・電子部品の共同サービスを開始し始めたらしい。
少量からも注文が可能で、生協で受け取りが出来る。また校費購入も可能だとか。
今のところ東大と東工大だけ購入サイトが開設されているが、2006年中に関東中心に全国60大学に展開するとか。
うちの大学でも始まったらいろいろ便利そうだ。
・・・。でも、もうすぐおれ卒業か。
ARM7 基板が付属する Design Wave Magazine 2006年3月号(2月10日発売) の予約完了。
1冊 2,180 円 と、思ったより高かったので、とりあえず1冊だけ確保。
研究室では年間購読をしているので、その基板も頂く予定。
Design Wave Magazine 創刊100号記念企画 2006年3月号(2月10日発売) の付録基板 は
あんまり詳しいことはしらんが、Analog Devices の32 ビットマイコンらしい。
ADuC7026 というマイコンが搭載されるらしい。
ARM7 のコアは ARM7TDMI
1Mサンプル/s の 12ビットAD、DAコンバータ 内蔵ってのがとても素敵。
周辺デバイスとして、RS-232C トランシーバ、レギュレータ、タクトスイッチ(2個)
チップLED などなど必要十分なものがそろってる。
ってかタクトスイッチまで標準搭載ってスゴくね?
とりあえず、3冊お買い上げかな。
先日、友人Cが買ったシャープ製のボーダフォン携帯についてる
コンパスの機能を見せてもらった。
画面上に3Dでロボットが表示され、常に北向きにリズミカルに
歩いている様子が表示されていた。しかも、携帯を立てたり
横にしたりすると、ちゃんと追従してくれる。
急に向きを変えたりすると、画面上のロボットが転んだりもする。
これを作った技術者はなかなかセンスが良い。
これを自分で作るにはどうしたらいいか。
なにはともあれ、一番最初に思いつくのは
秋月の デジタルコンパスモジュール。
しかし、これの出力は3ビット8方位で、いまいち精度不足。
日立の 2軸磁気方位センサー HM55B ならかなり精度高そうだが入手は難しそう。
携帯を立てたり、倒したりしたときにも感知するためには 加速度センサー も必須か。
と、いろいろ調べてみたら、実際に搭載されている部品が判明。
愛知製鋼 の AMI501 G2(ジー・スクウェア)モーションセンサ
方位と加速度を同時に出力してくれるという素敵なデバイス。
サンプル価格は 3個で 52,500円 なり。
高っ!!!(゚Д゚)
でもほすぃ。誰か チョーダイ(´Д`)/
トランジスタ技術の1月号には
が付録されるらしい。
基板だけってことなので、あまりインパクトはないが、
良いお勉強にはなりそう。
なにしろ、最近の若者は マイコンマイコンヽ(゚∀゚)ノ
って奴が多いから(自分含む)
ここでしっかりアナログ回路のお勉強をしよう。
LCメーターキット(Strawberry Linux) 4,600円
昔、どうしてもL(インダクタ)をはかりたくて、わざわざディップメータを自作しましたが、今はこんな便利なものが安く手に入るようになったんですね。
LC発振をさせて、未知数を計算する方法みたいなので、自分でもがんばれば作れそうです(このマイコンはPICっぽい)
ただ数マイクロヘンリーや数ピコファラッドの単位で精度を出すためには、それなりに工夫する必要がありそう。作ることを目的としなければ、買ったほうがいいかな。
あれこれ考えながら作るのも楽しいんだけどね。
2005年4月から BS-Hi や 地上デジタルの放送がコピーワンス化されました。コンテンツがデジタル化しているので、不正コピーを防ぐための手段という意味では納得です。しかしながら私的バックアップも容易に出来ないのはいかがなものだろうか。
コピーワンスの番組をHDD+DVDレコーダに記録しても、HDD→DVDへはコピーは不可能でムーブしか出来ない。しかも一旦DVDにムーブした信号は、HDDに戻すことが出来ない。じゃぁパソコンに取り込んで…というのも無理。CPRM と呼ばれる DVDメディアごとに固有の番号がついており、それで暗号化してDVDに記録されているので、そのメディアでしか読むことが出来ない。
それじゃぁ、多少の信号劣化は覚悟してでも、一旦VHSでアナログ録画して、再びデジタル録画すれば…と思うかもしれないが、これも無理。なぜなら、コピーワンスの信号はアナログ信号にのっているのだ。_| ̄|○
テレビの信号には画面に映らないフレームが少しあり、そこに数ビットの CGMS-A と呼ばれるデジタル信号が付加され、デジタル録画機器やその信号を読み取って、コピーワンスの映像かどうかを判断しているというわけ。
というわけで、オシロで CGMS-A のいろいろな波形を見てみました。(これを公開することに違法性はないよね?)
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