カテゴリー:R8C/15

R8C LED FLASHERR8C LED FLASHER

マイコン入門の基本といえば、まずは LED FLASHER でしょ。
そんなわけで R8C アセンブラで作ってみました。

スイッチ入力とLEDの点等方法さえ分かれば簡単です。

基本的には前回の回路とほとんど同じなんですが、P1_0 〜 P1_3 まで LED を4つつなぎ、P1_6 と P1_7 をスイッチ入力にしています。

HEW で R8Cに接続中に、R8Cをハードリセットしたり、ソフトリセットする前に実行したりすると、すぐに HEW が不安定動作するので注意。

アセンブラソースは以下から。
ledflasher.a30.txt


ブレッドボードアップ
ブレッドボードアップ(クリック拡大)

投稿者 mimiham : 23:42 | コメント (3) | トラックバック

一番よくまとまってるのが タイニー・マスタ さんの R8C/Tiny 情報箱
トラ技のR8C関係の記事で見たことある名前です。

それにしても、このタイニー・マスタさん。

絶対に picfun.com の後閑さんだと思うんだが、気のせいだろうか。

いかが?

投稿者 mimiham : 17:24 | コメント (3) | トラックバック

R8C のアセンブラは PIC と比べてかなり頭がいいです。特に条件分岐の命令は一通り揃っており、PIC アセンブラしかしらない人は目から鱗ですよ。

全ての J Cnd 命令(条件分岐)の種類を以下に示します。

JCnd label と記述し前命令の実行結果を判断して真なら label へジャンプ
(J Cnd とは Jump on Condition。ちなみに JCnd という命令自体はない)

JGEU/JC ≦ 等しいまたは大きい
JLTU/JNC > 小さい
JEQ/JZ = 等しい
JNE/JNZ ≠ 等しくない
JGTU < 大きい
JLEU ≧ 等しいまたは小さい
JPZ 0≦ 正またはゼロ
JN 0> 負
JGE ≦ 等しい、または符号付きで大きい
JLE ≧ 等しい、または符号付きで小さい
JGT < 符号付きで大きい
JLT > 符号付きで小さい
JO O(オーバーフロー)フラグが “1”
JNO Oフラグが “0”

(株)ルネサステクノロジ R8C/Tinyシリーズ ソフトウエアマニュアル Rev.1.00より

投稿者 mimiham : 23:51 | トラックバック

R8C/15 実験回路

長い間放置していた トラ技2005年5月号付属マイコン R8C/15 の実験をしてみました。

とりあえず簡単に動かせそうなので、ブレッドボードでテスト回路を組んじゃいました。トラ技に載っている回路とほぼ同じです。LED2個、スイッチ2個搭載で、モード切替はジャンパ線の有無で代用です。念のためデカップリングも追加。RS-232C への接続はワニ口クリップを使って取り出し、以前作った RS-232C のラインモニター用の回路を使ってデータを突っ込んでます。電源はUSBから供給

唯一開発環境の構築中に悩んだのが、最初 HEW4 だけしかインストールしておらず、Renesas Debugger Package をインストールしていませんでした。これだとワークスペースの作成の際に、Targets が M16C R8C Simulator しか表示されず、M16C R8C FoUSB/UART が表示されませんでした。当たり前といえば当たり前かもしれませんが、デバッグツールもちゃんとインストールしないと使えないんですね。

サンプルプログラムも一通り動作確認OKです。上の GIF アニメは第5章6−2のプログラムに SW2 と LED2 の命令も追加しただけです。

いやぁ実に簡単に動いてしまいました。
今度はPICアセンブラで作ったいろんなプログラムを移植しつつ、いろいろ実験してみる予定。

まだ放置状態の人はぜひどうぞ。

R8C/15 実験回路
ブレッドボード実験回路の詳細
(クリックで拡大)


RS-232C ラインモニタ
RS-232C ラインモニター回路を利用
(クリックで拡大)


※ここに載せた写真は全て実行モードで動かしてます。ブートモードで動かす場合は、マイコン基板の2番ピンをGNDに落として使います。


参考になった方は是非、ランキングにご協力を。
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投稿者 mimiham : 22:50 | トラックバック

とりあえず、完全に互換性のありそうなものから。

それにしても R8Cアセンブラはほんと使いやすい。PIC がいかに変態命令かよく分かります。

なんといっても R8C にはワーキングレジスタという概念がないので、非常に分かりやすいです。分岐命令も、PIC のような条件にあてはまれば次の行を飛ばすという中途半端なものではなく、ちゃんと 指定行に JUMP してくれます。下記以外の命令は、PICアセンブラだと2〜3命令必要とするものが多いようです。しかし 16bit 以上を扱う場合、PICではとても対応しきれそうにありません。

続きを読む "R8C と PIC の命令セット比較"

投稿者 mimiham : 01:26 | トラックバック

R8C/15 のアセンブラ命令は次の89個。PIC アセンブラしか知らない人間にとっては、信じられないほど使いやすい命令セットだと感じることでしょう。

続きを読む "R8C/15 命令一覧"

投稿者 mimiham : 01:04 | トラックバック

R8Cマイコン基板本日発売のトランジスタ技術 2005年4月号を購入しました。なんと R8Cマイコン基板 が付属してます。これでジャスト 1000円とはちょっと得した気分。

生協の書籍コーナーには50冊積んでありました。それでいながら、予約棚のところには、10冊ほどのトラ技が・・・。その時点で、ものづくり仲間達は既に購入済みだったので、生協の総入荷数は70冊以上か!?さすが、日本でも屈指のマニア大学だ。うん。それは認めよう。

すでに周りの連中は製作に取り掛かっている。仲間のほとんどの人が BLOG を書いているので、誰が最初にレビューを書くかを争いつつある。正直負けたくないが、明日はまた就活が…。

とりあえずざぁーっと読んで気になったところを。

● R8C はワンチップマイコンでフラッシュメモリを搭載しているので、スタンドアローンでも動かせる。
● シリアルだけつなげば動きそう。
● 今月号はとりあえずアセンブラでガンバレ。
● アセンブラコマンドは、どことなく PIC ぽい。いや AVR か。
● 乗算命令、除算命令熱い!
● かつての付属基板(H8,Sparatan-3)より明らかに敷居が低い

このマイコンを使ってやりたいことはいっぱいありますが、ネタを言って仲間達に先に作られるのが悔しいので言いません。

製作状況は随時更新する予定です。

投稿者 mimiham : 23:35 | トラックバック

トラ技2005年4月号にR8C/15 マイコン基板がおまけでついてきます。2005年3月10日発売で価格は 1000円。サンハヤトから同種のDIP版(SR8C15CP)が830円であるので、特別安い値段というわけではなさそうです。(付属マイコン基板の方にはEIA-232トランシーバー付き)

とりあえず仕様をコピペ。
16ビット・ワンチップ・マイコン R5F21154SP(ルネサス)
 R8C/Tinyコア(M16Cコア),16ビット乗算器,オンチップ・オシレータ,
 10ビットA-Dコンバータ×4チャネル,8ビットタイマ×2チャネル,
 16ビットタイマ×1チャネル,シリアル・インターフェース,
 チップ・セレクト付きクロック同期型シリアルI/O,ウォッチ・ドッグ・タイマ,
 ROM16Kバイト+1Kバイト×2,RAM1Kバイト,20ピンSSOPパッケージ
低消費電力EIA-232トランシーバ MAX3380ECUP(マキシム)
20MHz発振子 CSTCE20M0V53(村田製作所)
リセット回路

私の周りの友人は2冊以上予約がデフォルトのようですが、悩んだ末、結局1冊確保にとどめておきました。

なぜかというと、
1.研究室で定期購読しているため、早い者勝ちでGETできそう。
2.10冊くらい買い占めそうなキモイ友人(たち)がいるので、いざとなればその人(たち)から買えそう。
3.昔のトラ技付属H8基板(2個確保)と、DesignWave付属FPGA基板(2個確保)を未だに手をつけていない。

というわけで、1冊だけ。

今回は、誰よりも早く使用レポを書きますぜ(たぶん)


2005年3月10日追記

購入しました。

投稿者 mimiham : 01:38 | トラックバック

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