映画パッションの感想
アメリカで大騒ぎになったキリストの最期を映画化したメル・ギブソン監督のパッションを見ました。1度は見たほうがいいが、2度は見ないほうがいいと言われた理由が分かりました。とりあえず、限りなく「バイオレンス」ものなんですよ。内容はどうあれ(といっては失礼ですが)かなり見るに耐えない映像で、ほんとに目を覆ってしまいました。
今日はクリスマスイブ。最近教会と関わりがあるので、せっかくなのでイブ礼拝行ってきました。正直言って体調は風邪ですこぶる悪かったんですけど、頭痛薬を飲んで無理やり行きました。すると、今日の牧師さんのメッセージに映画パッションの話が出ました。「なぜイエス・キリストはあんな拷問を受け、十字架刑にさせられたのか、それは全ての人間の罪の身代わりになった」ということだそうです。
ん〜、ここがキリスト教の本質なんでしょうが、まだいまいちよく分からない。クリスチャンの方には失礼かも知れませんが、僕ん中ではまだおとぎ話の世界なんです。
ちょっと哲学的な話ですが、最近自分の中で、あることを考えるようになったんです。神はどこにいるのか?ということ。不思議なことに、人は神というのは、決まって上の方、もしくは空(上空)に存在するという観念があるようなんです。パッションでも祈りをささげるキリストは、空を見上げています。でも最近僕は、神というのは、人間個々の脳に存在すると考えるようになったんですよ。そして、神がいると信じている人には、間違いなくその人の脳には神が存在し、誰もそれを否定は出来ないと。
かなり哲学的ですね。こういうのもなんですが、僕は宗教というのが大嫌いな人だったんです。ところが最近になってようやく宗教の存在意義が分かってきた感じがします。
ちなみに筆者はクリスチャンでもありませんし、宗教学者でも哲学者でもありません。ただ、オーストラリアの教会に行って以来、単にキリスト教という宗教に興味が出たというだけです。ただ、教会という場所は非常におもしろいところで、いろいろな人と出会い、いろいろなことを学ばせてくれる場所だなということを感じています。
なにはともあれ、メリークリスマス。
このエントリーのトラックバックURL:
http://mono-zukuri.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/27
Calendar
Categories
Monthly Archives
Search