Design Wave 2005年1月号(FPGA基板付属) 購入

 Design Wave Magazine 2005年1月号を購入しました。なんと Xilinx(ザイリンクス)のFPGA基板が付属しているのです。Sparatan-3 ファミリのXC3S50です。

システムゲート5万、ロジックセル1,728と小規模ながら、定価2,128円の雑誌の付録につけるというのは太っ腹ですな。さすがCQ出版様。かつて CPLD 基板や H8 基板を付属にしたことがあったが、ついに FPGA まで来たかという感じです。

今までの傾向から言うと、間違いなく売り切れ続出でプレミアものになるでしょう。我々の大学では10日発売で30部入荷しながらも、午前中に売り切れという脅威の売れ行き。というのも、周辺の友達で2冊、5冊と複数確保している用意周到な人間がちらほら…。私も2冊買おうかと思ったが、かつての H8付属基板ですら、2つありながら両方手付かず状態だったので、今回は1冊でやめときました。

さっそく中身を見てみると、レギュレータやチップLED、チップコンデンサなどは載っています。あとは LM317 可変レギュレータを追加して、ピンヘッダやピンソケットをつなげれば、とりあえず動きそう。この FPGA は SRAM しか持っていないので、電源を切ってもプログラムを残しておくには、EEPROM をのせる必要があります。付属基板には、EEPROM(正確にはコンフィギュレーション ROM) XCF01SVO20C 用のパターンが用意されているので、購入して取り付ければスタンドアローンで動作させることも出来そうです。

さて、問題なのがどうやって FPGA にデータを書き込むか。FPGA 初心者の私はそのへんが全く分からない。雑誌にはこのダウロードケーブル(正確にはコンフィギュレーション・ツール)についての説明は Xilinx社の Parallel Cabel 4 か JTAG-Blazer を使ってくれとしか書かれていない。何とか自作できないもんかと、いろいろ WEB を徘徊していると、JTAG ケーブル なるものを発見。どうやら Xilinx のページで回路図が手に入るらしい。なんだ公式ページで公開してるんじゃん。

JTAG ケーブル 回路図(Xilinx 公式サポートページ)

74HC125(Quad Bus Buffer with 3-State )2個と、抵抗、コンデンサ数点なので簡単に自作出来そうです。このケーブルの作り方は、いろいろなサイトで公開されていました。

なんとなく出来そうな気がしてきたので、そのうち時間が出来たら FPGA 挑戦してみます。



投稿者:mimiham : 2004年12月11日 04:28 : ものづくり

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