とりあえず、XP を CD ブートさせ、このへんを参考にしながら回復コンソールで復活を試みる。

ところが、ren ntoskrnl.exe ntoskrnl.abc が実行出来ない。
dir ntoskrnl.exe で確認すると ファイルは存在するが、ren はエラーになってしまう。

これはおそらく、ファイルシステムがいっちゃってる可能性があるので、chkdsk /p を実行。
これが完了されると、ntoskrnl.exe が勝手に消えた。

これで、expand d:\i386\ntoskrnl.ex_ c:\windows\system32 を実行。
（CD ドライブが E なら e:\i386\...）

再起動。

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため、Windows を
起動できませんでした:
System32\Drivers\Ntfs.sys

はい。またきた。

さっきと同様にCDブートして回復コンソールを起動。

copy d:\i386\ntfs.sys c:\windows\system32\drivers を実行。

再起動。

今度はWindows XP の通常の起動画面が現れた。

ところが、青画面出現

いろいろエラーメッセージが出て、最後に
STOP : 0x00000071

と。

グーグル先生に聞いて見ると、なにやらセキュリティパッチがどうのこうのとか。

一旦、ここで諦め掛けたが、次の策を考えた。

さっき回復コンソールで使った XP の CD は Service Pack ではない、無印の Windows XPだった。
そこで、Service Pack 適用済みの XP の インストールCD を使って、ntoskrnl.exe と ntfs.sys をコピーしたらどうかと考えた。
（インストールCDをSP適用済みに「SP+メーカー」v0.15）

これが大当たり。

これら２つのファイルは、以前の無印XPのファイルだと整合性がとれないことが判明。
Service Pack 適用済みの XP の人は同様のエラーが出た場合、注意が必要。

これにて無事に正常起動。よかった。

ところが今度はファイルの共有機能が機能しなくなった。

フォルダのプロパティから共有タブが消え、他のパソコンから見えなくなった。
（自分から他のパソコンは見える）

どうやら Server サービスが起動していないのが原因のよう。

通常 net config コマンドで Server と Workstation が表示されるはずだが、Workstation しか表示されない。

net config server を実行すると。

Server サービスは開始されていません。

開始しますか? (Y/N) [Y]: Y
Server サービスを開始します.
Server サービスを開始できませんでした。

システム エラーが発生しました。

システム エラー 2 が発生しました。

指定されたファイルが見つかりません。

となり終了。

指定されたファイルって何だよ・・・。

次なる対策。

さっき chkdsk （チェックディスク） がナニをやったかが問題。

管理ツール → イベントビューア → アプリケーション を開き ソース Winlogon に
チェックディスクのログが残っていることが判明。

これを見ると

Deleting index entry ***** in index $*** of file ****.

と、勝手に削除したファイルが列挙されていた。全部で４０件ほど。

その中で srv.sys という 300kBほどのファイルを発見。こいつ怪しい。

別のＰＣからフロッピーでこのファイルを c:\windows\system32\drivers にコピー。

再起動。

無事に共有機能復活。

他にも usbuhci.sys , ntkrnlpa.exe などの重要そうなファイルも死んでいたようなので、別のＰＣからコピーして復活。

本来ならＯＳ再インストールするところだが、とりあえず元に戻った。

よかったよかった。