LCDグラフィック・ディスプレイモジュール(122x32ドット) |
ピンアサイン表
番号 | 名称 | |
1 | VSS | GND |
2 | VDD | 電源+ |
3 | V0 | コントラスト(10KΩボリューム) |
4 | A0 | LOW:CPUからのDB0〜7が制御コマンド HIGH:CPUからのDB0〜7が表示データ |
5 | CS1 | LOWで左半分用チップセレクト |
6 | CS2 | LOWで右半分用チップセレクト |
7 | CL | 液晶駆動クロック入力 2KHz(信号と同期の必要はない) |
8 | E | 68系 H→L で DB0〜7 がリード又はライト |
RD | Z80系 L期間 液晶の DB0〜7 が出力状態になる。 | |
9 | R/W | 68系 ライトリード制御信号 H:リード L:ライト |
WR | Z80系 L→H で液晶に DB0〜7 が書き込まれる。 | |
10 | DB0 | データ信号 D0(制御コマンド信号) |
11 | DB1 | データ信号 D1(制御コマンド信号) |
12 | DB2 | データ信号 D2(制御コマンド信号) |
13 | DB3 | データ信号 D3(制御コマンド信号) |
14 | DB4 | データ信号 D4(制御コマンド信号) |
15 | DB5 | データ信号 D5(制御コマンド信号) |
16 | DB6 | データ信号 D6(制御コマンド信号) |
17 | DB7 | データ信号 D7(制御コマンド信号) |
18 | RES | L→H で 68系インタフェース H→L で Z80系インタフェース |
19 | A | LEDアノード(10〜100Ω程度の抵抗で5Vに接続) |
20 | K | LEDカソード(VSSに接続) |
回路図準備中
制御ICには 80×32ドットのメモリ領域がありますが、実際には 61×32ドット しか表示エリアがないので、 後半の 19×32ドットは表示されません。
それぞれの制御ICは縦に4分割されており、61×8ドットで1ページとなり、ページアドレス(D1,D2)によって選択されます。横のアドレスは カラムアドレスと呼び、SEG00〜SEG79(表示は SEG00〜SEG60)までの範囲があります。縦8ドットがデータ8ビットに対応し、1回のアクセスで 8ビットずつ書き込みます。WRITE後、READ後はカラムアドレスは自動的にインクリメントされ、カラムアドレスが SEG80番地に達したらインクリメントを 停止します。実際には SEG61番地以降は表示されないので、カラムアドレスをゼロクリアするなど、なんらかの処理をする必要があります。
リードモデファイライト:データの読み出しコマンドではカラムアドレスをインクリメントせず、書き込み時のみにインクリメントする機能です。 この機能を用いると、一定領域の書き換えが便利になる場合があります。エンドコマンドで、リードモデファイライト入力時点のカラムアドレスに 戻ります。
スタートライン(表示開始ライン):制御IC上のラインアドレスと実際のLCDでの表示位置との対応関係がスタートラインです。デフォルトでは液晶の一番上の行がラインアドレス0(ページ0の0ビット目)と設定されますが これを例えば16とすることにより、全体が上半分が16ドット下にずれ、下半分が上半分に表示されます。スタートラインを変えれば、縦方向のスクロールが簡単に可能となります。
図準備中