LastUpdate:2004.12.03

基板加工

■ 基本知識

基準穴加工法について。垂直点(P3・P4点)、対角点(P1・P2点)
どこに加工するか。

■ 加工手順

  1. 基板をセットする
  2. 加工準備をする。
  3. 輪郭加工を行う
  4. ドリル加工を行う
  5. 外形加工を行う
  6. 仕上げ

1.基板をセットする。

基板の四方をテープで固定する。基板がゆがんだまま固定されていると、精密な加工が出来ないため、しっかりと取り付けること。
ただし調整用の隙間を残す。テープは再利用。

まずは加工機の動作方法を覚える。

手動加工画面。

おく、てまえ、みぎ、ひだり、ステップ幅

調整ノッチ。右に動かすと、浅く、左に動かすと深くなる。

注意事項:基板の外に落ちると、やばい。

P1点設定方法

加工条件の設定:垂直、対角

加工条件の設定

加工条件読み込みの際、読み出される条件は、加工条件、輪郭加工条件、ハッチング加工条件、穴加工条件、外形加工条件、ホールハンダ条件、チップハンダ条件です。

基本動作

マニュアル運転
工具交換方法

2.輪郭加工

ドリル交換方法

上のコックを右にやると、ロックが外れドリルが外れる。ドリルを落とすと簡単に折れてしまうので、必ずピンセットで押さえること。

使用ドリル:ミリング 90度 ミリング 60度

調整方法

設定した深さに調整する。

3.ドリル加工

ドリル交換方法

使用ドリル:0.8 1.0 1.2 2.0 3.0

調整方法

深すぎず、浅すぎず。

4.外形加工

ドリル交換方法

調整方法

完全に切りとらず、基板の薄皮一枚を残して加工する。

5.仕上げ

基板をカッターでカットする。

必要であれば、保護スプレーを使用する。

 

TIPS

輪郭加工とドリル加工は順番を逆にしても出来る。ただし輪郭加工の方が失敗する確立が高いため、輪郭加工を先に行うことをお勧め。
ただし両面加工をする場合は、ドリル→輪郭→(裏)→輪郭→外形 にしないと、輪郭を2回調整する必要がある。

 

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