iMac DV 修理日記 その1 |
(修理後、しばらく時間がたっていますので、内容は正確ではありません)
まず本体の底面カバーを外します。ネジは4箇所。うち2つはカバーの中に隠れてます。
底面カバーは図の矢印方向に開きます。ツメが2箇所あるので、外す際は注意してください。
必ずバキっていいます。運が悪いとツメを折ります(実際私は片方折ってしまいました。)
今回の修理には関係ないですが、内蔵電池の交換や、HDD、ドライブなどの交換をするときなどは、
底面カバーを外したあと、網網のカバー(右写真)を取り外すと、マザーボードにアクセスできます。
参考のため、底面カバーのツメの位置と構造です。
※この段階で、電源用ICが壊れたかどうかのチェックが出来ます。
次に本体正面のカバーを外します。カバーに隠れたネジが2箇所、正面下側の左右にあります。
正面カバーはツメが上側と左右に多数あります。マイナスドライバーを使いながらうまく外してください。結構大変です。
次に本体全体を覆っているカラーカバーを外します。
底側から見て左右に4箇所と、中央に1箇所ネジが、それに上側にカバーに隠れたネジが2箇所あります。
カバーを外すときは、全体を下向きにスライドさせながらやるとうまく外れます。このカバーは弾力性があるので、外すのは簡単でした
ここで注意です。一番危ないのがディスプレイ上から出ている黒い吸盤。フライバックトランスというのですが、ここがモロに高圧で非常に危険です。 へたに触れないか、外して何かしら絶縁体でくるんで不用意に触れないようようにしたほうがいいと思います。また、それらの周りの高圧部も触ると危険です。 たとえ電源が入っていなくても、コンデンサにより電荷がたまっている可能性があるため、コンセントが刺さってないからといって安心しないで下さい。 どちらにしろ、怪我をしたくなければ分解なんかしないことです。
次に白いプラスチックフレームを外します。ネジが左右計8箇所にあります。意外とわかりずらいところにあります。微妙に長さの違うネジがあるので、戻すときに間違えないようにしてください。
プラスチックフレームは2つに分かれており、真ん中でネジで連結されています。そのネジも外しておいてください。
(私はつけたままにしておいて、無理な負荷がかかりヒビが入ってしまいました)
だいぶ分解できました。次は基板のハンダ面を見るため、基板を固定している鉄板から基板を外します。
ネジが8箇所あり、ツメ(?)が2箇所あります。先にネジを外しておき、ツメをラジペンなどでつまみながら
基板を引き抜くようにすると簡単に外すれます。
(ネジ位置の写真を撮り忘れましたが、ネジの位置は分かりやすいです。)
ようやく基板にアクセスすることが出来ました。次はどこが壊れたのかテスターとオシロを駆使して追い込んでいきます。